いよいよ明日!「一日火鉢カフェ」
日時:12月26日(日)AM10:00〜PM7:00
場所:根津藍染め長屋澤田さん宅 「アクセス」はここをクリック
料金:500円(炭チャージとして)抹茶、ほうじ茶はフリー
一日火鉢カフェでは、前回紹介した「けんけらコンロ」を使って、
珈琲の焙煎に挑戦してみようと思います。
以前、私のブログ「火鉢クラブ」で、うちの箱火鉢での珈琲焙煎をリポートしましたが、
その時はちょっと残念な結果になってます。
今回はその時の反省を生かして、なんとか旨い珈琲に仕上げたいと思います。
「ミニえひめ物産フェア」ということでもあるので、珈琲豆も愛媛は松山で調達してきました。
その珈琲豆を買ったのがこのお店「セラヴィ」です。
ともすると見落としてしまいそうな店構えですが、中に入ると生豆の袋がずらり。
豆屋なんだけど、小さいカウンターと写真に写ってない反対側に席が2席あって、
この場で入れ立ての珈琲を味わうこともできます。
にしても、この店を選んだのはなぜか?
どこでもいいからとにかく松山で豆を調達、というわけではありません。
「セラヴィ」の珈琲豆を知ったきっかけ
私がこの店に初めて行ったのは2年前だったでしょうか。
その少し前、能登半島の先っちょのとある宿で、「松山に美味しい珈琲豆屋がある」
という話を聞いたのがきっかけでした。
チェックアウト前、宿のご主人と話をしていた時に出してもらったのがここの珈琲でした。
その宿というのがここです(写真がちょっと古くて申し訳ありません)。
ちいさいながら、いつも気持ちのいい環境とおいしい食事を用意してくれる宿。
一方で『いたらないつくせない宿』ということで、適当に放っとかれます。
宿のサイトには「もしかしたら大いに好き嫌いを問う宿です」と書いてあります。
でも、そんな感じがきもちよくて、能登半島の先っちょという不便な場所でも、
再び足を向けたくなるのです。
紹介ついでに、離れにあるゲストハウスの写真も掲載します
そんな宿のご主人が教えてくれた珈琲豆屋セラヴィ。
そこの主人の仕事がいいらしい。
そして、それがたまたま松山であったわけです。
再びセラヴィに
行くと、おじさんがいつもこうして店内で豆を焙煎しています。
この人が、能登の宿の主人にいい仕事してると言わしめた店主の合田浩司さん。
豆はいつもここで焙煎しています。
すぐ側には、焙煎された各地の豆がずらり。この写真では見当たりませんが、
初めて行った時には「ケニア」の豆を買いました。スッキリして私好みでした。
セラヴィの豆は、豆の油分で黒光りしてます。美味い証拠。
豆と焙煎へのこだわりというのは、私が代弁するよりも、飲んだ方が早いだろうと思います。それって、物書き失格か?とも思いますが、ブログ上で「飲む」ことはできないので、これを見ていただきたいのでございます。
なんとこれは、合田さんが自分で手書きで書いた美味い珈琲の入れ方と豆の説明のパンフレット。
上の写真は今回もらったもので、2年前にもらったやつは残念ながら紛失してしまったのですが、
このように、時々新しいバージョンに更新しています。
右の白い方のイラストは、15世紀中頃、珈琲焙煎の手法が発見された頃の様子らしい。
下の絵は、白いパンフの内側に書かれた絵です。男の人の頭と奥の水差しに注目して下さい。
中東の装束ですよね。
みなさま、珈琲のふるさとをご存知でしょうか。実はイエメンなんですよ。
サウジアラビアの隣国アラビア半島の先っちょのところ、
例のソマリアの海賊をめぐってはちょっと話題になりました。
海賊の話はおいといて、この合田さん、珈琲のふるさとである中東を意識した
イラストを描いてるところ、ただ者ではない珈琲屋ですな。
というわけで、合田さんに、われら火鉢クラブ員による七輪珈琲焙煎に使用する豆を選んでもらいました。
コロンビアです!
コロンビアは、酸味と苦みのバランスがとれている豆で、初心者にもおすすめということでした。
さっきの写真のチラシに「スーパープレミアムコーヒー豆」という言葉がありましたが、
セラヴィの豆は全てこの「スーパープレミアム」です。
これは、世界のコーヒー市場で「最高に美味い」とされている高品質生豆で簡単には手に入りません。
美味い珈琲の一番の決めては良い原材料だという合田さんは仕入れが重要!と語ります。
はたして、その最高級豆をちゃんと生かす焙煎がわれわれ火鉢クラブ員にできるのか・・・。
手網使って強火でよく揺すって焙れば大丈夫だよと言われましたが・・。
みなさま乞うご期待!
また、合田さんはいつも「点滴」抽出して珈琲を出してくれるのですが、
さすがに火鉢カフェには来れないので、パンフレットの抽出方法をしっかり見ながら、
抽出もセラヴィ流で行きたいと思います。
いい珈琲豆で正しい入れ方をしたコーヒーは、抽出後丸1日経っても濁りません。
琥珀色の液体を通して向こう側がきれいに見えます。
私もいいコーヒーを知って、こうした違いを実感しました。
というわけで、セラヴィの「スーパープレミアム豆」によるコーヒー焙煎お楽しみに!
最後に、合田さん親子のお写真を。
現在は息子さんも一緒にコーヒーの仕事をやられています。
スーパープレミアムコーヒー豆が、焙煎後でも、コロンビアなら200g800円。
ネットでスーパープレミアムぐぐってみたけど、これは送料が入っても格安!
とにかく、一度、火鉢カフェにて試してみて下さい・・って、焙煎が違うから
セラヴィの焙煎珈琲は、火鉢カフェの何倍も美味いはずですが。
一日火鉢カフェでは、記事中写真のパンフレットも限定数ですが置いておきます。
家庭で入れる場合の珈琲の抽出のポイントも書かれています。
欲しい方はお早めに。
<問い合わせ>
コーヒー豆製造販売「セラヴィ」
〒790-0014
松山市柳井町2−5−3キクチビル1F
TEL 089−945−8954
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