2018年7月27日金曜日

うれしいお客さま

去年の夏から、週一で店番をしている荏原中延の隣町珈琲。いつもは週末、土日いずれかにお店に出ているのですが、今日、店長の都合で、急遽代打でお店に出たところ、なんと、10時開店3分前にやって来られたお客さんが「火鉢の冊子買いに来ました。」と。さらに、どちらからいらしたんですか?と問うたところ、なななんと!「バンクーバーです。」えー!カナダから空飛ぶ火鉢を買いにやって来てくれたの〜?と驚いてたら、「実家が蒲田で、今、帰って来てるんです。」とのこと。にしてもすごい。こういうのを引き寄せって言うんですかね?

火鉢をバンクーバーでも使いたくて、購入したはいいが、向こうにはバーベキューで使うような屋外用の炭しか無く、泣く泣く部屋で火鉢に当たるのを断念。今はインテリアとなっているそうです。そうなんですよ、炭の品質などどこでも同じと思ったら大間違い。別に日本礼賛するわけじゃないですが、炭焼きの技術は日本ってピカイチで、世界中に指導に行ってるのです。きちんと焼かれた炭は着火後、煙も出ないし、嫌な臭いもない。炭の良い香りがします。ただ、品質の良い炭でも、モノを燃やせば必ず一酸化炭素は出ますので、それはご注意を。


というわけで、8月に入ったらバンクーバーに戻られるというお客様に、もう在庫切れで見本しかなかった「火鉢クラブvol.1」を記念に差し上げました。


「空飛ぶ火鉢」を作ってから1年あまり、もろもろの事情で2号がなかなか出せない状況ですが、今年の冬にはページ数少なくても出さねば!と思わせてくれる出来事でした。
たった一人のファンでも、こういうことがあるから、ものづくりって、そして飲食業もそうですが、人との出会いのきっかけを作ってくれる仕事はやめられないのでございます。
このところの暑さとかいろいろで、痩せて、体力も落ちてる今日この頃、更年期の鬱もあるのでしょう、心と身体がバラバラでなんとなく調子の上がらない日々。メディアの仕事、火鉢バー、喫茶、ヤフオクなどなど、小さな仕事をちょこまかと積み上げてなんとかかんとかやってく状況に疲れ、あー、もう色々やめたいなあ・・・という思いが再び沸き起こりそうになっていましたが、こういうことがあると、やっぱ続けなきゃなと思うのでした。


そして、もっと伝えたい、伝わる方法を模索したいとも思います。


この8月は、隣町珈琲の夜の部としてやらせてもらってる火鉢バーも極端に回数を減らし、お休みモードで仕切り直し。秋からのリニューアルを目論んでおります。火鉢クラブの活動、今後どうなって行くのか自分でもまだ見えていませんが、ちょっと初心にかえってみようかななどと思っています。


というわけで、火鉢バーは次回は7月31日(火)ビーフシチューとペリカンパンの会を考えてます。その次、8月の開催は、25日のみになる可能性もあり、間がスゴく空いてしまいます。火鉢バー行かなきゃと思って下さってたかた、しばらくお休みになるのでぜひ31日はいらして下さい。
私が経済的にピンチになったら、25日だけでなく、他の日も少し増やすかもしれませんが、そのときはSNSなどで告知します。よろしくお願いします!