2011年2月19日土曜日

火鉢で尾道焼き 「てっぱん」も撮影終了したらしいね

NHKの朝ドラ「てっぱん」で毎日のように出てくる「尾道焼き」。
ずーっと気になっていた。
ふつうに麺が入った広島焼き的なものかと思っていたら、
このまえドラマの放送前に作り方のVTRが流れた。

それによれば、尾道焼きには砂肝とイカ天が入っている。
これは、なんだ。どんな味なんだ。食べてみたい!
そう、ずーっと思っていて、昨日スーパーで砂肝が半額になっているのを見つけ、
早速作ってみた。

ただ、うちにはホットプレートが無い。台所でフライパンで焼くのもなんだか淋しいので、
火鉢に炭を入れて、その上にフライパンを乗っけて焼いた。

材料は
小麦粉40g   水60g
卵1個 キャベツ、もやし適宜
砂肝、イカ天適宜
焼きそば1袋
今回は生イカも少々、
豚バラ薄切り4〜5枚
鰹節がなかったので、いりこだし顆粒を少しかけました。

で、焼けたフライパンを火鉢の炭火の上に乗っけて、
水とき小麦粉を薄く丸く引いて、
その上に、キャベツ、もやしをおいていりこだしをかける。
さらにその上に焼きそばの麺を置く。
さらに、事前に塩こしょうで炒めた砂肝を乗せて、砕いたイカ天を乗せて、
つなぎの水とき小麦粉を少しかけます。
その上から豚バラを乗っけて少し焼いて、ひっくり返す。

しかし・・・、これだけの量の物体を、フライパンの限られたスペース上では
ひっくり返すのは至難の業。
案の定ぐちゃちゃちゃちゃ・・。
でもなんとかへらで押さえて形にし、しばらく焼く。

で、次の試練が待っている。卵です。
卵を割り入れて広げて、その上にお好みを乗っけるのだ。
広い鉄板なら、隣で卵を割って広げられるのだけれど、できないから、
一旦、そのおこのみを大きい皿に上げて、卵をフライパンに割り入れる。
当然皿の上のお好みはグチャ〜(泣)。
卵を丸く広げたら、その上に皿からお好みをすべらせて、卵の上に乗せる。
さらにグチャ〜(涙)。もやしはみ出しまくり。
最後にグチャ〜をごまかす為に、へらでさらに押さえ、周りを丸く整え、
そんで、しばらく焼いたらソースと青のりかけて出来上がり。

で、できたものがこんな感じ。
こうして見ると、思ったよりはマシな形。
でも、ソースの下はぐちゃぐちゃなのだ。
まあ、ぐちゃぐちゃだったけど、おいしかったですよ。
炭火では火力が弱いかなと思ったけど、結構大丈夫でした。
楢の割り炭を5個ほど入れ、その横に火のついてない炭を置いときました。

この火鉢の正方形いっぱいの四角い鉄板があったらいいんだけどなあ。
そしたらもう少しきれいに出来たかなあ・・。

イカ天とかいりこだし(本当はかつおぶし)とか、
豚とか砂肝とかいろいろな出汁が出ているので、味はよかったですよ。
特に中に入ったそばが美味しく感じました。

ドラマ「てっぱん」も昨日撮影が終了したとのことで、
放送の方もクライマックスに近づいて来てます。
このドラマ、私はキャスティングが気に入っております。
主人公あかりの育ての親、遠藤憲一と安田成美、兄、遠藤要の演技がよい。
あと、尾美としのりの坊さんもよい。
ストーリーよりも、個々の表情や演技を見る為に毎朝見ているようなものです。
いつだったか、尾美としのりと富司純子さしで話すシーンがあって、
それは映画ばりの緊張感でした。

あと、安田成美の髪型が、私のおかあちゃんの若い頃に似ているのも
なんか親しみをもてる要素の一つかもしれません。
安田成美もこんどの朝ドラはいい役でよかったねえ。

余談ですが、一時期、ボーイズラブファンを意識したようなシーンも散見されたのも
注目でした。って、私がそう思ってるだけかもしれないけど、
あかりの兄(遠藤要)とあかりの祖母の下宿の住人の陸上選手滝沢(長田成哉)の関係とか、
その陸上選手とコーチ(松田悟志)の台詞とか、思わせぶりでありました。
そろそろクライマックスに近づいて、そうしたシーンは無くなってきましたが、
脚本家は密かにそのへん狙って書いていたのではないかとニラんでおります。
どうすか?

というわけで、火鉢の話題というよりは「てっぱん」の話題になってしまいました。

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