2010年11月11日木曜日

火鉢をどこで買う? その1「骨董市」

今時、火鉢なんて売ってるところあるんですか?
そう。火鉢を売ってるところなんて、知ってる人は知ってるけど、
知らない人にとっては見当もつかないですよね。

そこで、今回のテーマは「火鉢をどこで買う?」

まあ、今時なんでもパソコンでググれば出てくるわけで、
当然のごとくネット通販でも買うことができます。
火鉢でググれば驚くほど火鉢を売ってるところが見つかります。
特に検索上位に出てくる「火鉢屋」さんなんて、ものすごくオシャレ。
箱火鉢にこだわり、サイトには趣味のいい鉄瓶もたくさん紹介されてます。

そのほかにもネット上には骨董のお店から新品の店まで
思ったより火鉢ってたくさん売れてるんだろうかと思わせる盛況ぶりです。

しかし、やはりネットでは触れない、質感が分からない。
直接見て買いたい場合はどこへ行けばいいのか?

東京の方なら合羽橋というのもあります。
しかし、うちにある4つの火鉢は全て、上野不忍池で定期的に行われる
骨董市でゲットしたものなのでした。

そう、火鉢といえば骨董市なのです。

こちらは、先日10月31日まで行われていた上野不忍池での骨董市。


このお店に・・・・隅をほうをよく見るとありました。

よく見かける信楽焼のなまこ火鉢です。2000円って書いてあるけど、
骨董市の初日には5000円の値札がついていました。
この日は、あと2日で骨董市が終わるという日。
火鉢って重いから、なるべく売ってしまいたいんですって。
だから、なるべく最終日に近づいて買った方がお得なことが多いかもしれません。
でも、当然のことながら、日々商品は売れてくので、値引きの日まで待って、
お目当ての商品がなくなってたなんてことも起こりかねません。

で、私はというと、こんな大きいのどうするんだ?と思いながら、買っちゃったんですよ。
灰もついてるし、お買い得。灰も新しいの買うと結構いい値段なんですよね。
それに、夏になればめだか飼うのにいい大きさ。
蓮の花なんて入れた日にゃあ、風情ありすぎです。

もう最後だからっていうんで、
上の火鉢と下の写真に写ってるお坊さまたちの絵のとっくりと一緒で
2000円にしてもらいました。
       

この店にはこんなのもありました。
二つ並んでいるのはタバコ盆の中に入れる「火入れ」。
炭を入れて、煙草(煙管ですね)の着火に使います。

火鉢を複数置いているお店だと、たいていこうした火箸や灰ならしなど、
周辺商品も置いてることが多いです。
五徳もあったけど、このときには売れてしまってたのかな。


ついでに、お皿なども物色。
今回は予算がないので買いませんでしたが、明治大正期の絵付けのお皿などは、
値段も数百円レベルの物も多い割りにデザインがかわいい!
現在の私のような金無し芳一の強い味方でーす。
また染料の色が微妙にずれてたりするのもいい味出してます。
実は、この店ではもっと早い時期にもうひとつ火鉢を買っています。
それはちょこっと欠けがあるからと500円にしてもらいました。
この火鉢の写真はまたあらためて。

このように、骨董市は破格の値段で火鉢をゲットする穴場なのです。
中には手焙り火鉢のような小さい物もあって、
こういうものなら持ち帰りも苦になりません。
大きいのは宅急便で送ってもらうこともできると思います。
車で行かれれば問題無しですね。

ちなみに、次回の上野不忍池の骨董市は12月末大晦日からお正月にかけて行われる予定。

その他の骨董市情報はこうしたサイトで調べられます。
「大江戸骨董市」東京国際フォーラム では直近11月21日に骨董市が開催されます。

ググると骨董市のサイトっていろいろあるんですね。骨董市のスケジュールがびっちり。
こんなに開催されてるんダアと驚きます。


でもなぜか、上野公園の骨董市が載っていない・・。
上野公園の夏祭り、秋祭りなどの行事の一環だからかもしれないな。


2 件のコメント:

  1. なでしこさん!
    いつも火鉢カフェに協力している炭屋さんは、オークションでたくさん火鉢を買われているようです。かなり安いようですよ!

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