2012年3月20日火曜日

寺田本家・お蔵フェスタ終了 大盛況でした!



3月18日に千葉県香取郡神崎で開催された「お蔵フェスタ」に火鉢クラブも参加させていただきました。フェスタはものすごい人出で大変な盛り上がり。発表4万人の人出だったらしいですが、主催者いわく「かなりもった数字では?」。にしても2〜3万人は来てたでしょうか。
上の写真は、メイン会場の酒蔵・寺田本家の様子です。ここ神崎は、発酵の里として町おこしを行っており、今回のフェスタには発酵食品の出店がたくさん出ていました。

火鉢クラブでも、多くの方に菊炭の美しさを知っていただき、また炭の遠赤外線の温かさ、鉄瓶で入れた湯の美味しさ、火を扱うことの楽しさなどを感じていただきました。

いつものごとく、お店の方が忙しく、ちゃんと写真を撮っている時間がなかったので、雑感しかご紹介できませんが、いくつか当日の様子を紹介します。
 
この日はテントでの開催だったため、メインは販売。メニューはこんな感じ。
①珈琲(その場で豆を挽いていれたもの)
②ほうじ茶(その場で焙烙で炒っていれたもの)
③内子町の原木椎茸
④七輪の炭火で珈琲焙煎、ほうじ茶体験
⑤飾り炭(菊炭)
⑥菊炭絵はがき
⑦イラクの子どもの描いた絵はがき

コーヒー焙煎は約13分の工程。フェスタが盛りだくさんなため、13分間も時間をとって下さった方は意外に少なく、焙煎を体験された方は3人。豆は焙煎してから1〜2日置いて挽いた方が良いので、自分で焙煎した豆は持ち帰っていただきました。
その場で飲んでいただく珈琲豆は、事前に七輪で焙煎したものを持って行きました。当日の出店には、オーガニックコーヒーなどを出す競合店が数店あったので、正直、コーヒーの販売はあまり期待していなかったのですが、意外に焙煎体験の方より、その場でのコーヒーに人気が集まりました。やはり、手挽きのミルでその場で挽いてお出ししたからでしょうか。お出しする珈琲豆の味に関しては、焙煎の素人による自家焙煎であり、かつかなり深煎りになったので、あまり自信はなかったのですが、意外に喜んでいただけました。事前に2時間、寒い玄関先で焼き網振りっぱなしで焙煎した甲斐がありました。

また、写真がないのが残念ですが、今回は飾り炭として販売した菊炭に多くの皆さんに興味を持っていただきました。やはり菊炭の美しさは伝わるようです。今後のイベントでも、飾り炭は販売していきたいと思います。

あと、内子町の原木椎茸も完売。試食して「普通の椎茸と味が違う!」とおっしゃる方多数。そうなんですよ〜、美味いんですよ〜。また、火鉢クラブの原木椎茸販売のロゴも「かわいい」と言っていただき、何人もの方が写真を撮られていました。

このしいたけロゴ、友人のデザイナー大野グラナドス愛子によるデザインです。ちなみに火鉢クラブで使っているロゴのうち、「炭火を楽しむ・一日火鉢カフェ」とこのしいたけは彼女のデザイン。
お客さんからのいろんなご意見が聞けて、とても有意義だった今回のお蔵フェスタですが、もちろん炭火に興味をもっていただけたのが一番の収穫。七輪で炭を熾す時の煙突を持って行ってたのですが(前回の火鉢カフェでも使ったもの、以前のブログ記事に写真有り)、それに興味を示される方も多数。被災時などにも活躍する旨お話し、防災上の炭の備蓄の有用性の話などもお客様と交わすことができました。

夏に向けては、七輪活用法などを紹介するイベントも考えて行きたいと思います。

というわけで、大盛況のお蔵フェスタだったわけですが、イベント全体の模様はメディアにもとりあげられているようです。


以下は、当日配布させていただいたチラシです(表裏に両面印刷で配布)。ちょっと字が小さいですが、お読みいただけると幸いです。火鉢クラブが伝えたいことを短く書いています。春を迎え、今年度はイベントだけでなく、情報発信に重点を置いてやって行きたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します。





2012年3月9日金曜日

酒造:寺田本家「お蔵フェスタ」に火鉢クラブで参加します

3月18日(日)9時〜15時30分
千葉県香取郡の酒造「寺田本家」のお蔵フェスタに
火鉢クラブが参加します。




<火鉢クラブの出店内容>
*炭火に焙烙で焙じたお茶(ほうじ茶)と、
 炭火で炒ったコーヒー豆のコーヒーを販売。
*火鉢クラブの菊炭絵はがき、イラクの子どもが描いた花柄の絵はがき
(イラクへの医療支援募金となります)を販売します。
*直前、収穫があれば、愛媛県産原木椎茸販売もやるかもしれません。

お蔵フェスタへのアクセスやその他の出店に関してはこちら。
寺田本家ホームページをご覧下さい。

お楽しみに!



2012年2月25日土曜日

3月4日(日)みんなで考える「谷中防災コミュニティ」開催のお知らせ


3・11から1年を前にした3月4日(日)、谷中コミュニティセンターと隣接する防災広場にて、地域の防災を考える会が開催されます。主催は谷中防災コミュニティを考える有志の会。
開催場所の谷中コミュニティセンターは、現在「谷中”防災”コミュニティセンター」への建て替え計画が進んでおり、3・11後の地域での防災のあり方も問い直されようとしています。被災時には区を越境した助け合いも必要になります。谷中だけでなく、周辺地域の方もぜひおでかけください。

会は、防災関係者や専門家の話を伺い、地域防災について、参加者みんなでディスカッションを行う第一部と、隣接の防災広場で炊き出し訓練を行う第二部に分かれていますが、火鉢クラブでは、第二部の炊き出し訓練での火の熾し方レクチャーなどで協力させていただきます。みなさま、お誘い合わせの上おいでください。


2012年2月14日火曜日

「火鉢カフェ」おいでいただきありがとうございました


2月12日(日)谷根千「記憶の蔵」で開催しました「火鉢カフェ」にいらしてくださった皆様ありがとうございま​した。満席で入れなかった方、本当に申し訳ありませんでした。前​回はたいへん余裕があったため読みが甘くなりました。
次回からは​、当日限りの問合せ電話番号を設定する等、何らかの対応策を考えたいと思​っております。今後とも宜しくお願い致します。


当日、予想以上にお客様に来ていただいたこともあり、またまた会場の様子を撮影する余裕が無く、現在、お客様などから当日の写真をお借りしている最中です。写真が集まりましたら、もう少し当日の様子を報告しますね!


私が撮影していた唯一と言っていい写真がこれ。
当日、各火鉢に炭火を供給するため、火熾しに使った​七輪です。


こうして筒状の煙突を付けることで、筒の中に上昇気流​が起こり、七輪の底部の空気窓から新鮮な空気を常に吸い上げる効​果があり、とても早く火が熾ります。自然の原理を利用した魔法の​煙突です!!(合羽橋斉藤炭店さん提供) 


火鉢カフェにはまだま​だいろんな秘密があります。


これまで、公開しないでたまっている火鉢クラブ活動を少しずつ掲載して行きますので、今後ともよろしくお願い致します​。



2012年2月12日日曜日

2月12日(日)「火鉢カフェ」開催です!

2月12日(日)2ヶ月ぶり、今季2回目の「火鉢カフェ」開催です。


数時間前、愛媛県内子町より原木椎茸がクール便で到着!
今年は愛媛も雪が深く、椎茸の生育が遅く出荷量がものすごく少ない中、道の駅からりの方々ががんばって送って下さいました。

この気候で、予定数より随分少なくなってしまいましたが、この写真でもおわかりのように、一つの大きさがものすごく大きいので、重量によっては、2つ割りにして提供いたします。当初、お一人様一つと告知していましたが、出荷量やその時の商品の形状はお天道様次第なので、ご了承下さいませ。

また、お酒の試飲をご用意しております。
愛媛県内子町は酒六酒造の「燗酒」。まさにお燗しておいしいお酒です。

今回は、火鉢の中でお燗をするための道具「銅壷(どうこ)」もご用意してありますので、その中にとっくりをいれて、お燗したいと思っています。

そのほか、いつものとおり、その場で、焙烙(ほうろく)を使って、茎茶を焙じ、出来立てのほうじ茶を味わって下さい。

ところで、今回、この菊炭の絵はがきを作りました!雪の結晶は天からの贈り物だけど、この炭はまるで森からの贈り物!

この菊炭の美しさに感激したことが、この「火鉢クラブ」をはじめるきっかけとなりました。この菊炭も愛媛県内子町の炭焼き窯のものです。

そして、もう一つ絵はがきを紹介します。
イラクの少女が描いた花のイラストの絵はがきです。

イラクで小児がんの医療支援活動を行う、JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)が作りました。イラクの子どもに小児がんが増えた要因のひとつとして、イラク戦争時の劣化ウラン弾による放射線の影響がささやかれます。原発と戦争を一緒にするなと言われるかもしれませんが、放射線の影響で苦しむのは罪も無い子供たちです。この絵はがきの収益は、すべてJIM-NETに届け、その医療支援活動に使っていただきます。販売コーナーにて販売します。

JIM-NETは、ずっとイラクの放射線被害によるとみられるガン治療に取り組んできたこともあり、現在、福岡県でも支援活動を行っています。会場には、JIM-NETが持ち帰った福島の桑炭も販売します。原発事故前に製造した炭で、表面の放射線は確認済みです。


<最後に>

「火鉢カフェ」ではとにかく炭火を楽しんでいただきたいのですが、人間、火を使うことを忘れることは、火の恐ろしさを忘れることにも等しい…それが原発への甘い認識につながったのではないかということも、どこかで意識しながら炭火をいじってみて欲しいのです。炭火のあたたかさ、火の赤い色と炭の黒のコントラスト、パチパチという燃える音、炭のいい薫り、そして焼いたお餅の美味さ、五感すべてで感じる快適。本当の快適とは何かを感じる。そして、この美しい炭を私たちに届けてくれた、「森」の力に思いを馳せる。そんな脱原発への取り組みもあってもいいのではないか…。そんなこと思いながら火鉢カフェをやっています。

かしい未来は、今ここにあります。


2月12日午前11時半〜午後7時まで 

谷根千「記憶の蔵」にて





2012年1月30日月曜日

火鉢カフェ開催場所:谷根千「記憶の蔵」アクセス地図



2月12日(日)11時30分〜19時
          (入店18時30分まで)

開催場所:谷根千「記憶の蔵」




上記地図のポイント「三河屋小林酒店」
 

三河屋の向かいの「ひろば」。ここを右折


「児童遊園」記憶の蔵はこの隣です。


「記憶の蔵」入り口。この「映画保存協会」のプレートが目印



お誘い合わせの上どうぞ。
なお、当日は「換気」のため、入り口の戸は閉めません。
寒がりの方は、上着を着たままどうぞ。

2月12日(日)火鉢カフェ開催します!



日時 2012年2月12日(日)
昼11時30分〜夕方6時30分(最終入店)7時閉店
        
 場所 谷根千<記憶の蔵> 
 文京区千駄木5−17−3
炭チャージ800円
         
  <料金に含まれる内容>
      *炭代:今回の炭
        ☆池田炭
        ☆福島県二本松の桑の炭
         *原発事故以前の炭で、放射線量測定済み
(火力が弱いときはご自分で炭を継いでみてください)
      *ほうじ茶
      (ご自分で、焙烙を使って、火鉢の炭火で炒ってみてください)
      *けんけら炭の音体験(けんけら炭1本付)       
      *お餅&海苔
       愛媛産原木椎茸1個
      *燗酒の試飲
       愛媛内子町酒六酒造の「燗酒」
      *その他有料でお餅追加、干物などご用意
  料金の一部が<記憶の蔵>の維持保存協力金となります 
      
  <その他販売>
      *菊炭の絵はがき 
      *東京キッチュの雑貨「みかんはんかち」「アジの開き」ほか
      *イラクの子どものイラスト絵はがき
      イラクの子どもの絵ハガキの収益は日本イラク医療支援ネットワーク
JIM-NETの医療支援に寄付されます。  
   
☆菊炭絵はがき見本☆ ほかに2種類ご用意
印刷で多少色味は変わると思われます。現在印刷中



☆内容の紹介☆
<焙烙(ほうろく)>
  中に、お茶をいれて焙じたり、胡麻や豆を炒ったり


<愛媛県小田産・原木椎茸>
 *販売もあります

<けんけら炭>
火にくべると”けんけら”とかわいい音がします。五感で炭を楽しんで下さい。



今回は、福島県の炭も登場します。やってくるのは原発事故以前に焼かれた炭ですが(放射線量も測定済みです)、これからの炭は、厳格な放射線量測定を余儀なくされ、かつ風評被害もなくなりません。福島県の農林業が抱える問題は深刻です。福島の炭を熾しながら福島県の今に思いを馳せて下さい。
   
お誘い合わせの上、おいで下さい!