数時間前、愛媛県内子町より原木椎茸がクール便で到着!
今年は愛媛も雪が深く、椎茸の生育が遅く出荷量がものすごく少ない中、道の駅からりの方々ががんばって送って下さいました。
この気候で、予定数より随分少なくなってしまいましたが、この写真でもおわかりのように、一つの大きさがものすごく大きいので、重量によっては、2つ割りにして提供いたします。当初、お一人様一つと告知していましたが、出荷量やその時の商品の形状はお天道様次第なので、ご了承下さいませ。
愛媛県内子町は酒六酒造の「燗酒」。まさにお燗しておいしいお酒です。
今回は、火鉢の中でお燗をするための道具「銅壷(どうこ)」もご用意してありますので、その中にとっくりをいれて、お燗したいと思っています。
そのほか、いつものとおり、その場で、焙烙(ほうろく)を使って、茎茶を焙じ、出来立てのほうじ茶を味わって下さい。
ところで、今回、この菊炭の絵はがきを作りました!雪の結晶は天からの贈り物だけど、この炭はまるで森からの贈り物!
この菊炭の美しさに感激したことが、この「火鉢クラブ」をはじめるきっかけとなりました。この菊炭も愛媛県内子町の炭焼き窯のものです。
そして、もう一つ絵はがきを紹介します。
イラクの少女が描いた花のイラストの絵はがきです。
イラクで小児がんの医療支援活動を行う 、JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)が 作りました。イラクの子どもに小児がんが増えた要因のひ とつとして、イラク戦争時の劣化ウラン弾による放射線の 影響がささやかれます。原発と戦争を一緒にするなと言わ れるかもしれませんが、放射線の影響で苦しむのは罪も無 い子供たちです。この絵はがきの収益は、すべてJIM- NETに届け、その医療支援活動に使っていただきます。販売コーナーにて販売します。
JIM-NETは、ずっとイラクの放射線被害によるとみられるガン治療に取り組んできたこともあり、現在、福岡県でも支援活動を行っています。会場には、JIM-NETが持ち帰った福島の桑炭も販売します。原発事故前に製造した炭で、表面の放射線は確認済みです。
<最後に>
「火鉢カフェ」ではとにかく炭火を楽しんでいただきたいのですが 、人間、火を使うことを忘れることは、火の恐ろしさを忘れること にも等しい…それが原発への甘い認識につながったのではないかと いうことも、どこかで意識しながら炭火をいじってみて欲しいので す。炭火のあたたかさ、火の赤い色と炭の黒のコントラスト、パチ パチという燃える音、炭のいい薫り、そして焼いたお餅の美味さ、 五感すべてで感じる快適。本当の快適とは何かを感じる。そして、この美しい炭を私たちに届けてくれた、「森」の力に思いを馳せる。そんな脱原発への取り組みもあってもいいのではないか…。そんなこと思いながら火鉢カフェをやっています。
懐 かしい未来は、今ここにあります。
2月12日午前11時半〜午後7時まで
谷根千「記憶の蔵」にて
0 件のコメント:
コメントを投稿