2014年12月23日火曜日

年明けに「アフロで火鉢カフェ」妄想中

年開け1月17日(土)、久々に火鉢カフェやることになりました。
千駄木にあるカフェとのコラボで、プチ七輪&火鉢の会。
詳細が決まったら、なるべく早く告知します。


「アフロで火鉢カフェ」を妄想中。

方丈やアフロが火鉢で餅を焼く
レキシ来てくんないかな~ ♪縄文土器、弥生土器どっちが好き?
私は火焔土器が好きです。火鉢も七輪も土器です。木もあるけどね。
ご存じない方へ~レキシって日本史の事だけ歌ってるミュージシャンです。

Facebookページ「火鉢クラブ」もよろしくです。

2014年4月20日日曜日

いよいよ今日14時〜16時『七輪と、八重桜の日』

今日4月20日14時から16時に七輪花見会をやる
古民家ゲストハウスはここです!

ただ、これ10日くらい前の写真なので、
八重桜はかなりピンクの絨毯になっている模様。
でも、見下ろす花見で!



2014年4月19日土曜日

明日の「七輪と、八重桜の日」で配るおみやげのマッチです。先着30名様!

明日4月20日開催の「七輪と、八重桜の日」のお花見七輪会の参加者、先着30名様にお土産として、以下の火鉢クラブ特製マッチをお配りします。
ちょっと写真が小さくて見えづらいですが、ぜひ明日会場にいらして、実物をご覧下さい!お待ちしています。


明日の開催概要は4月12日の投稿をご覧下さい。



火鉢クラブの桜写真「もっとも美しい桜」谷中上野編


明日4月20日(日)東京・入谷の古民家ゲストハウスtoco.とのコラボで行う花見イベント「七輪と、八重桜の日」。toco.の庭の八重桜もけっこう花びらを散らせ、ピンクの絨毯になっているようです。
そこでもうひとつお花見ができるように散った桜の花の写真を集めたフォトブックを置いておきます。これは私が谷中・上野で撮影した地面に落ちた染井吉野や八重桜の姿。1冊しかないのですが、こちらでもお花見を楽しんで下さい。




七輪でつまみを焙りながら八重桜を愛でる会
「七輪と、八重桜の日」@入谷 toco.
開催の詳細は




明日の「七輪と、八重桜の日」イベントで使う菊炭。今、能登から届きました!


今回の七輪の会で使う菊炭が、今しがた能登から届きました。
七輪と同じ故郷、能登半島珠洲市で焼いている菊炭です。
お茶で使う茶の湯炭ということもあり、段ボール箱までおしゃれでしょ。大野長一郎さんという若者(30代は炭焼きの世界では若者ですよね)が焼いています。

今回は小さな七輪を使うこともあって、断面直径3cmほどの菊炭をメインに5cmくらいのも混ぜてもらいました。もう燃やすのがもったいなくなりますが、花見と一緒に炭の美しさも愛でて下さい。八重桜と炭を愛でる会です!






















では、明日の「七輪と、八重桜の日」、みなさまお誘い合わせの上おいで下さい!


大野製炭工場

明日のお花見七輪会で登場する七輪です! 能登の七輪はこうして作られる〜手彫り七輪「能登燃焼器工業」


明日4月20日(日)開催の「七輪と、八重桜の日」で使う七輪です。
今回は直径が15cm程度のプチなかわいい七輪をたくさん用意しました。この他に長方形の七輪もあって、そこではバナナの丸ごと焼きをやります!

 
この七輪、能登の珪藻土を使って作られた強力な遠赤外線が出る優れもの。今では少なくなった切り出しの手彫りで作られています。切り出しってどういうことなのかは、この写真を最後まで見てってもらえれば分かります。珪藻土の山に深いトンネルを掘って、キューブ状に土を切り出し、それを丸く削り、ノミで彫って成形しているのです。このトンネル、入ると感動ものですよ。

 
これが、珪藻土の山に掘ったトンネル内で切り出された珪藻土キューブ。壁にタテの筋が入っていますが、トンネル内をキューブの幅ずつ掘り進んで土を切り出して行った結果、こうした模様になっているのです。切ったキューブ状の珪藻土は一旦こうして積んどきます。

トンネル内で珪藻土を切り出している様子。まだ20代の若き職人さんです。使っているのは「鉄砲ノミ」といわれる1、5mほどの長さのノミ。こうして最初に引いた直線に沿って鉄砲ノミを入れて四角く切り出していきます。

こんな感じで、あらかじめ引いた線にそって切り出して行きます。なんだか古代遺跡みたいでしょう?



ノミで珪藻土のキューブを手彫りしているところ。そして、土を彫るノミの数々。
これらの道具を作れる人はもう一人しかいないと言ってた気が…。道具を作る技術も早くだれかに継承しといて欲しいです。


これは珪藻土を焼成しているときに窯の中をのぞいた珍しい写真。赤く見えるのは炎ではありません。火を直接七輪にあてるのではなく、窯の中の温度を高温に上げて焼いてるのですが、その熱で七輪の珪藻土自体が光り輝くのだそうです。珪藻土の七輪は加熱すると七輪自体が遠赤外線を発するため食べ物がおいしく焼けるのですが、遠赤外線は可視光線じゃないですよね。この赤いのは何の色だろう??調べてみますね。

素焼きしたばかりの七輪。これから磨いて塗装を。



塗装前と塗装済みの七輪が並ぶ蔵。写ってるのは、能登燃焼器工業の若旦那、舟場慎一さん。ほかにも若い職人さんが働いています。



敷地の脇の物置的な場所に、これまで作られたいろんな形の七輪のサンプルなのでしょうか、こんなにいろんな形のが置いてありました。


能登半島の先っちょ、珠洲市はほとんど珪藻土の上に乗っかってると言ってもいいくらいの珪藻土が取れる場所です。それも1500万年前ころから積もった古い地層の一部です。ゆっくりゆっくり積もった地層は適度に空気を含み、練ったりしないでもそのままで七輪にとって絶妙な密度になっています。なので山から切り出したものをそのまま削って焼くのです。珪藻というのは藻の一種で珪藻土はその化石が積もった土。珪藻の表面には無数の小さな穴が空いていて、これが空気を含んで耐熱断熱性をもたらし、また重さを軽くしてくれています。持ってみると驚く程軽いのがわかりますよ。


これが能登半島の先っちょにある珠洲市の「能登燃焼器工業」
まわりは田んぼに囲まれていました。バックに見える山も珪藻土かな…


この珪藻土はその性質から七輪以外にも、建材や輪島塗などにも利用されています。多孔質であるということが、吸湿、調湿、濾過、遮音などなどいろんな性質を生み、さまざまな分野でその力を発揮しています。そんな1500万年の地球の歴史が生んだエコな珪藻土の七輪。
ぜひ体験してみて下さい!


夏の夜の「能登燃焼器工業」。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、手前に光る筋が見えるのはホタルです。このあたりはまだ夏になると川にホタルが光ります。夏に珠洲を訪ねる七輪ツアーとかやりたくなりますね!

能登燃焼器工業株式会社
http://www.suzu.co.jp/notonensyouki/





























いよいよ明日4月20日(日)「七輪と、八重桜の日」開催!

火鉢クラブが入谷のゲストハウスtoco.とコラボする花見と七輪の会、いよいよ明日4月20日(日)となりました!以下は当日使用する七輪について簡単に解説したチラシです。参加者には帰りにお土産とともにこのチラシも(白黒版ですが)お配りします。

                  チラシデザイン:大野愛子

今年は遅咲きの八重桜も比較的早く咲いたため、toco.の桜ももう散って来てますが、地面に散った桜も美しいもの。当日は、火鉢クラブ特製、谷中上野の「散った桜」の写真集も置いておきますので、本での花見も楽しんで下さい。
toco.特製のお団子、七輪では梅干し、竹の子、バナナなどを焼いて。焙烙でお茶を焙じてほうじ茶も作れます。楽しい七輪の会、是非おいで下さい!参加の詳細は1つ前の投稿をご確認下さい。



2014年4月12日土曜日

桜を愛でる七輪の会『七輪と、八重桜の日』開催!

みなさまお久しぶりです!久々に火鉢クラブのイベント開催します。
今回は上野浅草方面にちょっと足を伸ばし、入谷にある「古民家ゲストハウスtoco.」さんとのコラボで、火鉢ではなく「七輪の会」を開催します。

toco.の庭には一本の八重桜があります。ヘッダーの画像の桜はその桜。
今回はその桜を愛でながら、七輪の炭火でほうじ茶を焙じたり、タケノコや梅干しを焼いたりしてお花見しようというわけ。お団子やタケノコなど、食事部門はtoco.のスタッフの方が腕を振るって下さいます。というわけで開催概要です。

『七輪と、八重桜の日』

日時:4月20日(日)14:00〜16:00
場所:古民家ゲストハウス toco.のお庭と縁側
   http://backpackersjapan.co.jp
                  https://www.facebook.com/toco.jp
参加費:一人500円
提供 :お団子、梅干し、バナナ、竹の子のセットプレート              茎茶(焙じ茶)
お酒 :別料金でビールのご用意もあります!

予約は不要です。当日toco.においで下さい。
飲食はセットプレートが無くなり次第終了とさせていただきます。

いつもの火鉢カフェでは室内で火鉢を使いますが、今回は外でお花見なので七輪です。
昔の浮世絵を見ると、上野の山の花見の席の側に七輪に炭を熾して、酒のつまみなのかお団子なのか、何やら焼いてる様子が描かれています。花見にも炭火!いつか、そんな花見を実現したいと思っていましたが、今や上野公園は火気厳禁。なかなか桜の下で炭火を使わせてくれるところは見つからないまま時が過ぎ・・・。そんな時、出会ったのが入谷のtoco.さんでした。

去年も八重桜の花見会をやったというのを知り、七輪会ができないか伺ってみたところ、楽しそう!と話はトントン拍子。今回、嬉しい七輪花見開催となりました!!

というわけで、今回登場する七輪を紹介。
今回は会場のいたるところに、プチ七輪を置いておこうと思います。
普通の大きさの七輪もありますが、今回、みなさんにご紹介したいのはプチな七輪。
テーブルの上でも使えるかわいい七輪です。上のヘッダーの画像を見ていただければ、どのくらいの大きさかはだいたい分るでしょうか?




能登半島の先っちょ珠洲でとれる上質の珪藻土を切り出して削って作った切り出し七輪。小さいけれど有能です。ここに小さな網を乗せて、竹の子や梅干しを焼いて下さい。
梅干しは焼くとトロリとして焙じ茶ととても合います!


この七輪、能登の山にトンネルを掘って、そこの土をキューブ状に切り出して、それを削って作っています。土をこねて成型するわけじゃないのです。何万年だか何百万年だか堆積して、その重みでぐっと締まった土を使っています。珪藻土というのは、珪藻という藻の一種の死骸が土となったもの。多孔質で表面に微細な穴がいっぱいあいていて空気を含むため、軽くて熱効率も良いのです。炭の遠赤外線の増幅効果も抜群です。

そして、今回の七輪、とてもかわいいと思いませんか?
あえて塗装をせず、金具をつけないものを買ってきました。希望で、塗装有無、金具有無を選べるのです。機能にはあまり差はないようです。というわけで、この七輪については、またあらためて能登を訪ねた時の写真も交えて紹介します。珪藻土のトンネル内の画像もありますよ!実は、去年10月の能登の旅の投稿(途中までしか書いてませんが…)はこの七輪を買うのが目的だったのです。こちらも乞うご期待!

これから開催日まで、当日使う炭の話など、ちょこちょこ報告します。そちらもお楽しみに!

では、toco.でのお花見会。ぜひおいで下さい!









2014年1月7日火曜日

おくればせながら あけましておめでとうございます


なんと2ヶ月も更新しておりませんでした。
そうこうしているうちに寒の入りも過ぎ

もはや、寒中見舞い申し上げますの時期になってしまいました。

昨年は、年初の火鉢句会、3月のお蔵フェスタへの参加のみの活動になり、都内で火鉢カフェを開催する事ができませんでした。多忙に加え、寄る年並で火鉢を会場へ運ぶ体力がどんどんなくなってきております(汗)。
どこか、火鉢が複数常備されている場所があればいいのですが…。
お寺など開催場所募集です!

今年はまずはブログでの情報発信をまめにやることから。
火鉢カフェが開催できるまでは「妄想火鉢カフェ」を充実させたいと思います。
目標「季刊・火鉢クラブ」。冊子を出したいなあ・・・

というわけで、今年も懲りずによろしくお願い致します。