2020年1月2日木曜日

火鉢クラブイベント「不便益ってなあに?」予約受付中

あけましておめでとうございます!
今年も火鉢クラブをよろしくお願いいたします。

新年最初のお知らせは、久々のイベントの告知です。

2月1日(土)に台東区根岸の古民家スペースそら塾にて、「不便益システム研究所」の広報担当でもある平岡敏洋 東京大学生産技術研究所特任教授とライターで編集者の川喜田研さんと、火鉢を囲んで、「不便益」について語る会を開催します。

「不便」だけど、嬉しい楽しいワクワクする。。それが「不便益」。逆に、便利なはずなのに、結果的に害がある「便利害」なんて概念もありえるでしょう。
売らんかなのために「便利」を追求しすぎた現代社会は、そういう便利害に溢れているかもしれません。

◉かつては日常であった「不便な作業」が「便利」になることによって、私たちの暮らしの何が変わったのか? 
◉日々、スマホやパソコンを使いながら、ちっとも仕事時間が短くならず、楽になった実感がないのはなぜなのか?
◉じゃあ、「便利」と引き換えにした私たちのお金と時間はどこへ行ってしまっているのか?

素朴な疑問から考え始めたいと思います。

そら塾に入れる人数に限りがありますので、予約制にさせていただいております。
参加希望の方は、以下、facebookページに参加表明してください。
よろしくお願いいたします。

火鉢クラブfacebook「不便益イベント」



2019年11月24日日曜日

ファイヤーラジオ第4回目のテーマはローマ教皇フランシスコ。必聴です。

夏の油団納涼会以来、火鉢クラブの活動はお休み中。ただ、火鉢クラブの活動というわけではないが、政治学者の中島岳志さんと今年7月にはじめたファイヤーラジオだけは1ヶ月半に一度くらい新たなコンテンツをアップしている。もう4回目になった。


フランシスコ教皇のことを気にしつつネットを見てたら、こんな記事が気になった。
ファオヤーラジオで話したこととも重なる。フランシスコ教皇を語る上で最も重要な部分をすくい上げた教皇の来日にあたって読んでおくといい記事だなと思った。

記事によれば、教皇は
『「世界移民・難民の日」に寄せたメッセージでは、世界はますます「エリート主義となり、排除された人々に対して残酷になっている』と指摘。
さらに「日本人は「困っている人」には大変に親切だ。私が困った顔をしていると、すぐにたくさんの人が助けてくれる。そうした優しさがありながら、日本人の心理には障害や差異への「特別視」が残っている気がする。」と厳しい言葉も語っている。
「上級国民」という言葉が流行語となった今年の日本。
また、大村入管でのナイジェリア人男性ハンスト餓死事件など、考えさせられることは多い。

ファイヤーラジオでは、批評家・随筆家でカトリック教徒の若松英輔さんを招いて、中島岳志さんとともにフランシスコ教皇の思想について語っていただいたが、彼の思想は人も自然も同じ被造物とするアッシジのフランシスコ(カトリックのフランシスコ会の創始者)の「万物兄弟の思想」にもとづいており、多分に東洋的であるという。それがゆえに、彼の思想は西洋よりも、日本でこそ理解されうるのではないかと若松さんは指摘する。
しかし、今の日本人にそれを理解する素地があるだろうか・・。

私たちは物事をカテゴライズして、違うものの並立する世界として捉えがちだが、よくよく見れば、違うとされるものにも重なる部分が多いことに気づく。
「差異とは何か」ほんとうにその差異は存在するのか。そこをちゃんと見極めずして、わかりやすい浅薄な分析やキャッチフレーズに乗っかることの危険性。立ち止まること、口ごもることの中にこそ、一見対立するものをつなぐ真実の「言葉」があるのかもしれない。そして、フランシスコ教皇が伝えたいこととはそういうことなのかもしれない。ラジオではそんな話をした。
ぜひお聞きください!

ファイヤーラジオ#004
「ローマ教皇フランシスコの思想を語る」

火鉢を囲むイベントなどはもっと寒くなってきたら考えますね!

2019年10月17日木曜日

橋本治の絶筆論稿と橋本治という病



群像4月号に載っていた橋本治の絶筆論稿をやっと読みました。
いろいろ思ったことはあったのですが、一点だけ、以下のブログに書きました。

絶筆の最後は

だから、ここでもう一度、そもそも「社会」とはどういうものだったかを考えてみる必要がある。」で終わっておりました。

https://blog.goo.ne.jp/ebisu67/e/f3fe312ef5e67b90131e430caf7ffe60

おくればせながら、油団納涼会終了ご来場ありがとうございました。

8月後半に開催した油団納涼会終了からはや1ヶ月半あまり。
おくればせながら、ご来場の皆様ありがとうございました。
無事終了のご報告が遅れ申し訳ありませんでした。
クラウドファンディングにご協力いただいた皆様にも重ねてお礼申し上げます。

クラウドファンディングのリターンについては、ご協力いただいた方には個別でメッセージしておりますが、少々遅れが出ております。10月中にはなんとかしたいと思っておりますので、お待ちいただけると幸いです。状況またご連絡いたします。

現在、個人的な事情ではありますが、私事に追われており、それが落ち着いてから火鉢クラブの火を囲む活動は考えております。
時期はまだ明確ではありませんが、年末年始くらいから何かやれればと言う目安で考えております。またここでご連絡します。

また、これから、この火鉢クラブのブログでも、火鉢以外のことも掲載しようかと思います。他のブログからのリンクの形にするかもしれませんが、これまでFACEBOOKにあげていたような、日々考えたちょっとした話題なども読んでいただければ幸いです。

では、今後ともよろしくお願いいたします。

2019年8月29日木曜日

油団納涼会報告とクラウドファンディング最終日ご協力のお願い(手数料かかりません)

油団納涼会、先日無事終了いたしました。そして、火鉢クラブの油団納涼会開催経費および火鉢クラブ活動費のクラウドファンディングは本日が最終日となりました。本日23時59分まで募集しております。ご協力何卒よろしくお願いいたします。今回のクラウド、50万円までは手数料がかかりませんので、すべて火鉢クラブの方に振り込まれます。手数料を懸念される方も是非ともよろしくお願いいたします。

<納涼会報告>
日本でもう1軒しか作るところのない油団(ゆとん)という和紙の敷物を福井県鯖江から取り寄せて体験していただきましたが、あらためて、この敷物のすばらしさを実感しました。
納涼会当日3日間は連日台風報道が続き、東京もにわか雨と酷暑のまだら天気で、お客さまが思いの外少なく、ちょっと残念な状況でした。ただ、テレビ朝日スーパーJチャンネルや東京新聞にご取材いただき、油団の存在を広く知っていただくことができました。9月7日には読売の英字新聞に油団体験記事が掲載される予定です。
今回、お客さまが少なかったことで、かえって、いらした方にはゆっくり油団の良さを感じていただくことができました。
この酷暑の中、「電気を使わない」という枕詞は絶対ではなく、住宅街の中で風通しのいまひとつなそら塾では、少しエアコンもつけました。決して、電気を使わないということにこだわったがまんくらべがいいと思っているわけではないのです。
油団があることで、より快適に、エアコンの冷たさとは違った涼み方ができればいいですし、エアコンの使用量も少しは減ればいいと思います。
エアコンで除湿された室内、油団のさらさらした、しかもフローリングより柔らかい座敷はあまりに気持ち良くて、そのまま寝転んで昼寝しそうでした。
午睡は夏の贅沢の一つ。適度な気だるさ、蚊取り線香の香り、傾く日差し、遠く響く蝉の声・・。
油団はそんな至福の午睡を誘う最上の夏敷であると、実際に寝そべってみて感じ入りました。感じ入る前に眠りに誘われているわけですが・・。
そんな素晴らしい油団、私も欲しくなりました。今回は購入できないけれど、余裕ができたら中古を購入して、将来の火鉢カフェに敷きたいです。
いらしたお客さまからは、油団の皮のような表面の質感から、エルメスなどとコラボ展示できるんじゃないかとのご意見もいただきました。たしかに!油団にはそのくらいのポテンシャルがあると今回の納涼会を通して感じました。この納涼会での体験をこれからの活動に生かしていきたいと思います。
今回、今後の活動資金をと思って開催した納涼会でしたが、来客数が伸びず、経費捻出がやっとです。本日、クラウドファンディング最終日。今後の火鉢クラブの活動に向け、最後のご協力いただけるとありがたいです。何卒よろしくお願いいたします。本日8月29日23時59分までです。

2019年8月23日金曜日

FIRE VOL.1から「なぜ火なのか」〜家族とは、共同体とは

雑誌GQに「家族」についての特集が組まれ、編集長の鈴木正文氏の「「家族」の自由について」という文章が話題となっている。血縁に変わる家族の問題は私も常に考える所で、今回のGQの特集は気になった。

今年発行した冊子「FIRE VOL.1」には火を囲むことが共生社会の大元ではないかというような文章を書いている。家というのはかつては一つの火をつないでいく人の集まりの単位だったそうだ。血ではなく火が家を繋ぐ。もしよかったら、この画像を拡大して読んでみて下さい。



「FIRE VOL.1」初版は残り少なく、現在、油団納涼会開催中(8月25日20時まで開催)の台東区根岸そら塾にて販売しております(増刷の場合は紙質など変わると思います。)


2019年8月14日水曜日

油団納涼会絶賛開催中です!納涼会開催概要

敷くだけで室温が少し下がると言われ、表面がツルツルとして、座るとひんやりする「油団(ゆとん)」という和紙の夏敷物を、古民家のお座敷に敷いて涼みます。この油団、今では全国で唯一、福井県鯖江市の「紅屋紅陽堂」という表具店さんで作られています。それをお借りして設えます。また、姫路の「明珍本舗」さんから、鉄の火箸でできた明珍火箸風鈴をお届けいただき、その軽やかな音色を楽しんでいただきます。
<油団納涼会 第1弾>
登録有形文化財の「島薗邸」で
電気を使わない「油団」納涼会開催
 東京都文京区千駄木の築87年の島薗邸をお借りして、電気を使わない、自然の涼しさとはどういうものかを体験する納涼会を開催したいと思います。
○期日:8月13日〜15日のお盆の3日間(11時〜19時)*最終日は18時まで
○場所:島薗邸 文京区千駄木3−3−3
◼︎参加費1000円(税込)冷たい緑茶と種抜き梅干しつき
 「涼しい」をテーマにしたパンフレット「FIRE 増刊号」もつきます
  *今回の納涼会で紹介する「油団」と「明珍火箸風鈴」の紹介記事のほか、
 「涼しい」をテーマにしたエッセイなどを掲載。
見どころ①登録有形文化財の歴史的建造物「島薗邸」
島薗邸は脚気とビタミン不足との関係を発見した東大医学部教授島薗順次郎氏の長男島薗順雄(のりお)氏が結婚を機に昭和7年に建てた家です。設計者は銀行建築などで知られる矢部又吉。洋館部分にはドイツ風の意匠が随所に見られる和洋折衷の建築。建物を見るだけでも価値のある邸宅です。
このお宅の庭に面した1階座敷に油団を敷いて、涼める空間を作ります。
見どころ②敷くだけで室温が下がる和紙の夏敷き「油団(ゆとん)」
見どころ③「明珍火箸風鈴」の驚くほど涼やかな音色

【納涼会開催内容】
1階・庭に面した座敷にて・・・「電気を使わない”油団”と”明珍火箸風鈴”納涼会」
座敷には敷くだけで涼しくなるという「油団」を敷き、氷柱を立て、鉄の火箸で作った明珍火箸風鈴の軽やかな音色で涼んでいただきます。
★納涼会は基本的に油団を敷いた部屋で冷たいお茶を飲みながらくつろいでいただくカフェのような形です。入場料で暑気払いのお茶などがつきます。
*写真:油団を敷いた部屋(これは島薗邸ではありません)
1階・洋館部分ダイニング・・「上野不忍池納涼写真展〜MIRROR WORLD」
 私が撮り溜めた不忍池の水面に映る四季を涼しげな透明アクリルにプリントして、まるで水面を覗き込んでいるかのような写真を展示します。 水面に映った景色なので、多くは天地を逆にしてプリントしました。水面に映った鏡の中の世界を逆さまに見ると、もうひとつの世界が立ち上がりました。今、AIの発達で、バーチャルなもうひとつの世界「MIRROR WORLD」が現実的に作られ始めています。水面に映るもうひとつの世界が明るいながらも無機質に見えるのは、そうしたバーチャルなミラーワールドの在り様を映しているからかもしれない・・・。現実の世界と水面に映った世界が織りなす風景。どちらがあなたにとってリアルでしょう。ぜひご覧ください。
*写真自体はものにより天地を逆さにしているのみで、加工などはしておりません。
 すべて、オリンパスミラーレス一眼のオート設定で撮影しており、撮影データを手を加えずプリントしております。。
*アクリルシートにプリントしています
*島薗邸1階ダイニング
「読むと涼しくなる古本&新刊市」
複数の古書・新刊書店さんに「読むと涼しくなる」をテーマに本をセレクトしていただき販売します。可能であれば、油団を作っている鯖江市の工芸品などの紹介と物販も行えればと思います。

2階・洋間および座敷は見学のみできます
*島薗邸2階洋間
*2階のステンドグラス
*島薗邸2階座敷

<油団納涼会 第2団>
古民家スペース「そら塾」での油団体験
◼︎8月17日(土)〜25日(日)13時〜20時(19、20はおやすみ)
◼︎入場料500円(飲み物・イベントなどは別途)
*17日17時頃からはオープニングとして七輪焼き鳥縁日開催!
*炭を愛でる七輪ワークショップを開催(詳細は後ほど告知します)
 島薗邸での納涼会終了後、台東区根岸の古民家スペース「そら塾」に油団を敷いておきます。こちらでもゆる〜く油団を体験していただければと思います。
また、各種イベントも設定する予定です。情報告知、少々お待ちください!
  そら塾のサイト  

<クラウドファンディング支援のお願い>
島薗邸保存のための保存協力金、油団をお借りする費用、その他運営費など、協賛金がないと、運営が厳しい状況です。下記サイトでクラウドファンディングもやっておりますので、ご協力いただけるとありがたいです。能登の七輪や手ぬぐいなど魅力的なリターンも設定しております。よろしくお願いいたします。

こちらでは、なぜ今、納涼会をやって火鉢クラブを再起動するかということ、あらためて考えた火鉢クラブの未来など書き綴っております。できましたら、このページと合わせてご一読いただき、ご支援いただけるとありがたいです。