2012年2月25日土曜日

3月4日(日)みんなで考える「谷中防災コミュニティ」開催のお知らせ


3・11から1年を前にした3月4日(日)、谷中コミュニティセンターと隣接する防災広場にて、地域の防災を考える会が開催されます。主催は谷中防災コミュニティを考える有志の会。
開催場所の谷中コミュニティセンターは、現在「谷中”防災”コミュニティセンター」への建て替え計画が進んでおり、3・11後の地域での防災のあり方も問い直されようとしています。被災時には区を越境した助け合いも必要になります。谷中だけでなく、周辺地域の方もぜひおでかけください。

会は、防災関係者や専門家の話を伺い、地域防災について、参加者みんなでディスカッションを行う第一部と、隣接の防災広場で炊き出し訓練を行う第二部に分かれていますが、火鉢クラブでは、第二部の炊き出し訓練での火の熾し方レクチャーなどで協力させていただきます。みなさま、お誘い合わせの上おいでください。


2012年2月14日火曜日

「火鉢カフェ」おいでいただきありがとうございました


2月12日(日)谷根千「記憶の蔵」で開催しました「火鉢カフェ」にいらしてくださった皆様ありがとうございま​した。満席で入れなかった方、本当に申し訳ありませんでした。前​回はたいへん余裕があったため読みが甘くなりました。
次回からは​、当日限りの問合せ電話番号を設定する等、何らかの対応策を考えたいと思​っております。今後とも宜しくお願い致します。


当日、予想以上にお客様に来ていただいたこともあり、またまた会場の様子を撮影する余裕が無く、現在、お客様などから当日の写真をお借りしている最中です。写真が集まりましたら、もう少し当日の様子を報告しますね!


私が撮影していた唯一と言っていい写真がこれ。
当日、各火鉢に炭火を供給するため、火熾しに使った​七輪です。


こうして筒状の煙突を付けることで、筒の中に上昇気流​が起こり、七輪の底部の空気窓から新鮮な空気を常に吸い上げる効​果があり、とても早く火が熾ります。自然の原理を利用した魔法の​煙突です!!(合羽橋斉藤炭店さん提供) 


火鉢カフェにはまだま​だいろんな秘密があります。


これまで、公開しないでたまっている火鉢クラブ活動を少しずつ掲載して行きますので、今後ともよろしくお願い致します​。



2012年2月12日日曜日

2月12日(日)「火鉢カフェ」開催です!

2月12日(日)2ヶ月ぶり、今季2回目の「火鉢カフェ」開催です。


数時間前、愛媛県内子町より原木椎茸がクール便で到着!
今年は愛媛も雪が深く、椎茸の生育が遅く出荷量がものすごく少ない中、道の駅からりの方々ががんばって送って下さいました。

この気候で、予定数より随分少なくなってしまいましたが、この写真でもおわかりのように、一つの大きさがものすごく大きいので、重量によっては、2つ割りにして提供いたします。当初、お一人様一つと告知していましたが、出荷量やその時の商品の形状はお天道様次第なので、ご了承下さいませ。

また、お酒の試飲をご用意しております。
愛媛県内子町は酒六酒造の「燗酒」。まさにお燗しておいしいお酒です。

今回は、火鉢の中でお燗をするための道具「銅壷(どうこ)」もご用意してありますので、その中にとっくりをいれて、お燗したいと思っています。

そのほか、いつものとおり、その場で、焙烙(ほうろく)を使って、茎茶を焙じ、出来立てのほうじ茶を味わって下さい。

ところで、今回、この菊炭の絵はがきを作りました!雪の結晶は天からの贈り物だけど、この炭はまるで森からの贈り物!

この菊炭の美しさに感激したことが、この「火鉢クラブ」をはじめるきっかけとなりました。この菊炭も愛媛県内子町の炭焼き窯のものです。

そして、もう一つ絵はがきを紹介します。
イラクの少女が描いた花のイラストの絵はがきです。

イラクで小児がんの医療支援活動を行う、JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)が作りました。イラクの子どもに小児がんが増えた要因のひとつとして、イラク戦争時の劣化ウラン弾による放射線の影響がささやかれます。原発と戦争を一緒にするなと言われるかもしれませんが、放射線の影響で苦しむのは罪も無い子供たちです。この絵はがきの収益は、すべてJIM-NETに届け、その医療支援活動に使っていただきます。販売コーナーにて販売します。

JIM-NETは、ずっとイラクの放射線被害によるとみられるガン治療に取り組んできたこともあり、現在、福岡県でも支援活動を行っています。会場には、JIM-NETが持ち帰った福島の桑炭も販売します。原発事故前に製造した炭で、表面の放射線は確認済みです。


<最後に>

「火鉢カフェ」ではとにかく炭火を楽しんでいただきたいのですが、人間、火を使うことを忘れることは、火の恐ろしさを忘れることにも等しい…それが原発への甘い認識につながったのではないかということも、どこかで意識しながら炭火をいじってみて欲しいのです。炭火のあたたかさ、火の赤い色と炭の黒のコントラスト、パチパチという燃える音、炭のいい薫り、そして焼いたお餅の美味さ、五感すべてで感じる快適。本当の快適とは何かを感じる。そして、この美しい炭を私たちに届けてくれた、「森」の力に思いを馳せる。そんな脱原発への取り組みもあってもいいのではないか…。そんなこと思いながら火鉢カフェをやっています。

かしい未来は、今ここにあります。


2月12日午前11時半〜午後7時まで 

谷根千「記憶の蔵」にて